IGO YOSE HANETUGI TESUJI STUDY (Japanese Edition)

IGO YOSE HANETUGI TESUJI STUDY (Japanese Edition)

こんにちは。

【囲碁】ヨセを知る最初の一歩「ハネツギ」から学ぶヨセの基礎知識

を手に取って頂き、誠にありがとうございます。

kindle版とペーパーバック版があります。
サンプルも見れますので、良かったら眺めてみて下さい。

この本は、ヨセを知る最初の一歩と書いている通り、
ヨセの基本手筋である「ハネツギ」から「ヨセの基礎知識」を学ぶための本です。

囲碁の「ヨセ」の書籍は、主に、

・「ヨセの意味」を説明しているものと、
・「ヨセの手筋（テクニック）」を紹介しているもの、

の2つに分かれます。

そういう意味では、この本は前者の「ヨセの意味」を説明している本になります。

「ヨセの意味」と書くと難しそうに思えるかもしれませんが、基本手筋の「ハネツギ」を通して、本当に初歩の「基礎知識」から、やさしく、ゆっくり、順々に「ヨセ」を解説していきます。

【この本でつたえたいこと】

この本で伝えたい「ヨセの基礎知識」は、

・「ヨセの価値（目数）」の把握と、
・「先手」と「後手」の考え方、

この2つだけです。

それを理解出来れば、ヨセの最初の一歩としては十分だと思います。

もう20年くらい囲碁の先生として、囲碁を教えて生活をしていますが、「ヨセ」は難しいとおっしゃる生徒さんばかりです。正直に言ってしまえば、ヨセを「完璧」に打つのは、本当に本当に難しいです。

しかし、この本を読んだ皆様が、1目のヨセよりは3目のヨセを打って欲しい、後手を打つよりは先手のヨセを探して欲しいというような、ちょっとずつでも上達して欲しいという気持ちを、この本に込めました。

説明の軸として、基本手筋である「ハネツギ」を取り扱い、それによって一手の価値（目数）、「出入り計算」、「先手・後手」（それにプラスして、「両先手」や「逆ヨセ」など）の考え方といった基本的な知識を解説していきます。

ヨセは「厳密に言えば」という部分が凄く多くて、説明が細かくなりがちですが、19路を打ち始めた方でも、この本を読めば「ヨセの基礎知識は理解できますよ、大丈夫ですよ」と言えるように、わかりやすくまとめたつもりです。

実際の教室での講義であれば、お伝えしたいことをピンポイントでまとめて後で口頭で捕捉することも出来るのですが、書籍にまとめると難しい部分も出てきてしまいました。

最初は「ハネツギから学ぶヨセの基礎知識」の他に、ヨセ図鑑として1目～20目までのヨセを羅列して紹介しようと思っていたのですが、参考図が250図以上、ページ数も200ページを超えそうでしたので、これから数冊に分けて出版する予定です。

この本では、本当に「ヨセの基本知識」のみを説明しようと決意し、基本手筋の「ハネツギ」を通して「基礎知識」をお伝えしています。

拙い文章の本にはなりますが、読んで頂いた方が「ヨセ」を理解するためのキッカケになると嬉しいです。

宇佐美　太郎

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