ZETTAI ANZEN GENSHIRYOKU HATSUDEN BU (Japanese Edition)

ZETTAI ANZEN GENSHIRYOKU HATSUDEN BU (Japanese Edition)

※これは文学作品ですが、実在の出来事をモデルにしています。震災、原発、放射能、被曝、白血病、心身の障碍などについて、過剰に戯画化した表現を含んでおります。当事者の方や、被災者・被災地域等に縁のある方、または前述したテーマに深い関心をお持ちの方の中には、本作の過激な「ギャグ」表現、作品の展開、キャラクターの言動・行動、地の文の記述などによって、望まない不快感や反発心などを抱かれる可能性がございます。不安がおありの方はご購読をお控えいただけますと幸いに存じます。

※本作では津波とその被害について触れておりませんが、上記同様、不安がおありの方はご購読をお控えください。

※できるだけ初版から文言を変えないように努めましたが、誤字・脱字、体裁の乱れを直したことに加え、より読みやすい文章に整えるため、文章に若干の修正を施しております。物語の展開・進行・テーマ等にかかわるところは変更せず、2011年6月初旬に書かれたものを、ほぼそのまま出版しております。


●作品のプロフィール
（以下の文中での「放射能」という用語は、放射線や放射性物質を含めた包括的な概念を指す場合があります。）

『絶対安全！原子力はつでん部』は、2011年3月11日に起きた東日本大震災および福島第一原発事故の発生を受けて制作した学園SFギャグ小説です。2011年6月12日に300部を自費出版しました。
　初版当時は、世間が震災関連の話題で占められる中、「書かずにはいられない」「発表せずにはいられない」と、憑かれたように執筆・出版しました。あの雰囲気の中でリアルタイムに描かれた文学表現として、多少なりとも価値のあることを信じております。至らない点や、配慮の足りない点などがあるとは存じますが、一生懸命書きました。


●電子書籍版に載せることのできなかった帯文

≪「シーベルト」の意味さえ、忘れてしまいそうな貴方たちへ――　この本を10年後に読めば、3.11直後のことが懐かしく思い出せます。≫

≪※本作品は、事実を基にした半フィクションです。実在の事件・団体・放射能と密接に関係しています。≫


●表4（裏表紙）のあらすじ

≪太陽学園高校の発電部には、被曝が趣味の鉄腕（てつうで）アトム、火炎放射器が手放せない小富士見コロナ、自称性同一性障害の田無ミヅキ、知恵遅れの怪力少女フー子など、魅力的なきちがいが集まっていた。ある日学園を巨大な揺れが襲い原子炉はメルトダウン、校内が放射能で汚染されてしまう。顧問の天才理科教師・米田リカの指揮で情報を隠蔽しつつ事態収拾にあたる発電部。原子炉の冷温停止を目指して、大被曝覚悟の決死の作業を敢行するが――？
　学習小説か歴史書か、はたまた新たなる聖典か。時代を象った前代未聞の原発事故小説、ここに誕生！≫


そのほか帯や表紙にはいろいろ意匠があります。もしも現物をご覧になりたい場合は、「夜学バー」までお越しください。

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